第18回アジアMANGAサミット北九州大会が、2019年11月29日(土)から12月1日(日)まで開催されました。AIMビル2階ガレリアでは、アジアMANGAサミット北九州大会作品展が実施され、各国・地域の日本、中国、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、香港、マカオの作家たちによる複製原画が展示されました。
錚々たる作品群が一堂に会して、大規模な展示会となり大盛況でした。
12月1日はあいにくの雨でしたが、屋内展示ということもあって、却って雨宿りに会場を通られて偶然イベントを知り、驚かれる方も多くいらっしゃいました。
また、先生一同がサミット開催を記念して巨大パネルに寄せ書きを行いました。この際に描かれたパネルは、複製プリントされたものを北九州市名物の漫画トンネルに展示致します。国境をこえて、各国の作家たちが有志で描いた一種の共同作品が、このような形で保存されるのは、とても価値のあることです。
展示会以外でも、1日午前にはアニメツーリズム協会によるアニメツーリズム首長サミットが北九州国際会議場にて行われました。同日昼過ぎには同会場で、サミットの各国カンファレンスが行われました。今回のテーマは「マンガ・アーカイブ」。今後のマンガ業界の発展のためにも、アジア各国・地域の意見や見識を共有し、非常に有意義な場となりました。そして夕方前に、西日本総合展示場新館 KPFステージにて、各国代表による代表宣言が行われました。
同時期に西日本総合展示場新館で開催された海外マンガフェスタでは、マンガジャパンのイベントブースが設置され、チャリティー物販、通常物販、トークショーなどのイベントを行いました。
寄付先情報は、また後日報告致します。
ひのもとめぐる先生をはじめとして、様々な会員の先生たちによる協力によって、こちらも大盛況でした。
各国・地域はもちろんのこと、29日から1日にかけての3日間は、様々な団体・イベントも協力し合うことができ、北九州市においてマンガの未来が垣間見えたのでした。
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